今こそ始めてみよう、堂々とかけられるアンダーリム眼鏡オススメ15選!

 

眼鏡のフレームタイプはいくつも種類がありますが、最近存在感を増してきたのがレンズ枠の上部分がない『アンダーリム』タイプの眼鏡です。

かつてアンダーリムは、その発祥は老眼鏡であることと、なおかつアニメや漫画で採用されることが多いフレームであるためか一般的に手が出しにくい眼鏡だと感じる向きがありました。
しかし形状としては洗練されたデザインですから、色眼鏡でさえ見なければ非常に格好の良いファッションパーツとして活かせるのも確か。世間の流れとしてもアンダーリムをかけてみようという人は徐々に増えてきている印象です。芸能人やSNSを見渡せばこのアンダーリムをかけこなしている人はたくさんいますしね。

それに伴いアンダーリム眼鏡の種類もかなりの増加を見せていますから、このタイプにチャレンジしてみるのにすごく良いタイミングと言えるでしょう。

この記事は、上記のような状況の人にオススメとなっています。

ぜひ最後まで読んでお気に入り眼鏡の一本にアンダーリムを加えてみませんか?

 

押さえておくべきアンダーリムの特徴

アンダーリムは他にはない特徴を持つフレームであることも間違いないですから、まずそのメリット・デメリットを把握しておきましょう。
その上であなたの目指すデザインを選んでいけば、思っていたのと違った!なんてことが減って上手く活用していくことができるはずです。

アンダーリムのメリット

個性的
まず挙げられるのは、アンダーリムは全般的に「個性を全面に出すタイプのフレーム」だということ。
種類によってその強弱はあれど、眼鏡を起点にして全身のコーディネートを組み立てるのも可能なくらい影響力のある眼鏡であることを覚えておきましょう。

活かすも殺すもあなた次第ですが、その分無難な眼鏡に比べて格好良さも可愛さも好きなように上積みしていけるフレームです。腕の見せ所ですね!

落ち着いた雰囲気がある
アンダーリムの中でも細めの枠の派手ではない色に限るかもしれませんが、実は落ち着いたイメージを持ってもらいたいときにもこの眼鏡は役に立ちます。

静かに読書をしている人物のシーンで採用されることが多かったためか、アンダーリムをかけた人には知的さを感じる人も少なくないようです。上手くすれば、お洒落な個性を出しつつ物静かで素敵な大人を演出できるのがこの眼鏡の他にはないメリットと言えます。

派手な服にも負けない
またアンダーリムは、もっと存在を強調するデザインを選べばあらゆるファッションに負けない存在感を放つフレームになることもできます。

全身のコーデが強い色使いだったり派手な組み合わせだったりすると、普通のおとなしい眼鏡では首から上が寂しくアンバランスで物足りなく感じることがありますよね。その点アンダーリムなら、そういったジャンルのファッションにも馴染みやすく統一感を出すのに役立つはずです。

表情を伝えやすい
アンダーリム眼鏡はレンズの上に枠がなく、目から上に余計な邪魔が入りません。
これにより目と眉部分が開放されるので、あなたが作った表情がダイレクトに相手に伝わりやすくなります。

特に眉毛は感情を伝えるのに重要な役割を担っていて、眉の上げ下げや角度によって【喜び・怒り・悲しみ・関心・親しみ】などのあらゆる情報を表情の乗せることができるのです。
逆に眉のないキャラクターや、化粧のために眉を剃った人はその時の顔を思い出してみてください。少し強面でおっかない印象を受けませんか?これは眉がないことで相手が表情を読み取りにくくなるためですね。また、普段から無表情と取られやすい人は眉毛を動かすのが苦手な人が多いです。

眼鏡の話に戻りますが、例えば太めのセルフレームをかけて眉付近と枠がかぶってしまったらどうでしょう。…なんとなく感情表現の邪魔になってしまいそうな気がしますよね。
つまりアンダーリム眼鏡はコミュニケーションの後押しをしてくれるアイテムであるとも言えそうです。

視界を邪魔するものがない
もともとアンダーリムが老眼鏡として採用されていた理由は、手元の本を読みながら顔の角度を変えずに上目で遠い距離を見たくなった時にレンズ枠が視界の邪魔にならないようにするためでした。
なので普通の遠用眼鏡として使う場合でも、視野の上側に邪魔する枠がないのは非常に開放感があってすっきり感じることでしょう。

初めてアンダーリムを作った人が晴れた日の街中に繰り出した時に、空がよく見えてとても爽快だったという声は何度も聞いたことがあります。

アンダーリムのデメリット

組み合わせが悪いと野暮ったくなる

個性があって特徴の強いデザインの常として、組み合わせを間違えると顔から浮いてしまって逆に垢抜けない印象を与えてしまうことが考えられます。
おそらく二の足を踏んでいる人は危惧するのはこの部分なのではないでしょうか。

これをどうにかするなら、ファッションのことですから一概に正解を言うのは難しいですがやはり基本に帰って全体に対しての一体感が高いフレームを選ぶのがベターです。

例えば服装の組み合わせの基本は3色以内に収めることですから、眼鏡が明らかに違う4色目にならないよう気をつけて選んでいきましょう。また別の記事でも紹介していますが、アンダーリムにありがちなオタク臭さを少なくしたかったら

・枠は細めで印象を柔らかく
・色使いは落ち着いたものを
・肌の色や服と近いカラーを選ぶ

といったことを念頭に置いてみるのも役に立つはずです。特にこれが最初の一本目という人はぜひこのあたりを意識してみて下さい。

レンズの厚みを隠すものがない

目の悪い人はレンズの度数が強くなり、レンズ自体の厚みが増してしまいます。
普通の眼鏡ならその厚みをレンズの枠が覆ってくれるところをアンダーリムはその枠がないため、レンズの厚みがモロに出てしまうのでは?と危惧する人がいるかもしれません。

まあそれ自体はその通りです。
しかし意外に思うかもしれませんが、実際に度入りアンダーリムを何本も作ってきた経験からすると、思ったほどレンズの厚みは気にならないというのが実情です。
というのも、レンズは「枠から大きくハミ出す」から目立つのであって、そもそも枠のないフレームだとそこまで悪目立ちするものではないんですね。なんならレンズの側面自体がリム枠のような顔をしてくるので、あまり心配しなくてもいいのではというのが私の見解です。

強いて挙げるなら、ある程度レンズとフレーム枠の幅を合わせてあげると全体のラインがガタつかず綺麗なイメージで仕上がります。なので仮にかなり度数が強いのなら、少し太めのセルタイプで色が落ち着いたものを選んであげると違和感は少なくなります。もしくはいっそのこと徹底的に細い枠にして、フレーム側の印象を消しに行くかですね。

天地幅が狭い

アンダーリムは普通の眼鏡によくあるような天地幅(縦の幅)の広いウェリントンのような形にすると何故か違和感の出るフレームだったりします。

なので作製されているアンダーリムのラインナップを見てみると、どれもこれも天地幅がやたらと狭い!
一般的に縦は狭くても3cmはあるものが大半ですが、アンダーリムは逆に3cmを超える方が少ないといった始末。もちろんそれがメリットとして大事な部分ではあるのですが、弊害としてはレンズ度数の効いた範囲も狭くなるため、例えばスポーツなどで瞬間的にあちこち視線を巡らせる(特に上下方向)機会が多い人は注意して選んだほうがいいかもしれません。
また遠近両用眼鏡を希望の場合も、天地幅が狭すぎると遠用部と近用部の度数が確保できないため作成できない可能性があります。遠近なら最低でも2.8~3.0cmくらいは天地幅が必要となるケースがほとんどのため、買う前に長さをチェックしておくことを推奨いたします。

 

オススメアンダーリム15選

それではここから当サイトがオススメするアンダーリムを紹介していきましょう。

アンダーリム入門編。印象を突出させないのがポイント

シンプルイズベストなトップバッターがこちら。
色も淡く角も丸く、アンダーリムの中で最も扱いやすいのがこの形です。どんな服装にも合わせやすいので、特に女性の方は迷ったらこのタイプを選べば間違いはないでしょう。7色あるのも嬉しいですね。

こちらはド定番のスクエア-ウェリントンタイプ。
線が細く、私服にも仕事服にも合わせやすいフレームです。鼻パッド部が一山ですが、金属ではなくしっかりとパッド素材で優しく当たるようになっているので安心。

一見セルっぽいタイプならこんなのはいかがでしょう。
画像は賑やかなカカオオレンジカラーですが、外側は総じて落ち着いたダーク色のため案外かけにくいことはありません。素材はチタンでかけ外しの負担を軽減したモデルとなっています。

流行りの丸形眼鏡からはこちらのアンダーリムを。
構造としては尖ったところがないので、今までこういったボストンタイプの眼鏡をかけたことがある人は自然にかけかえられることがメリットです。それまでの使い方と全く同じで問題ないですから、最初の一歩が踏み出せなくて困っているという人にオススメです。

大人しい中にもキラリと光る形状をしているのがこちら。
下辺を斜めにカットしているので通常のウェリントンやスクエアとの差別化が可能となっています。レンズ幅も横48mmに対し縦28mmなので細さを感じさせにくいためキツイ印象を相手に与えることは少ないでしょう。

 

一歩踏み込んだアンダーリムに挑戦

がっちりと重厚なセルフレームがほしい方にオススメ。
各部位の造りがしっかりしたハンドメイド品がこの価格帯で手に入るのは非常に嬉しいところです。力強さと上品さを兼ね備えたアンダーリムが必要ならぜひ。

ジョンレノンの愛した丸形眼鏡にもアンダーリムが登場。
形はスッキリとしていますがシックでもありユニークでもある名門フレームです。その中でもアンティークさの目立つライトゴールドを取り上げてみましたが、何度見ても知性の塊みたいな印象を受ける眼鏡ですね。素敵。

誰が呼んだかスタイリッシュアンダーリムとはまさにこの眼鏡のこと。
正面がメタル素材、テンプルがセルかつ木目調となっていて、側面リムすら廃したデザインはデキる男のイメージを鮮烈に伝えてくるようです。かけてよし、置いてよし、あらゆる角度からエッジの効いた一本を試してみませんか。

 こちらは東京生まれ鯖江製チタンフレームコレクション。
見ての通り青と黒の基調にブラウンを散りばめた絶妙なデミ柄となっています。正面はスタンダードなオーバルタイプですから、服装との組み合わせがしやすいのも特徴。カジュアルシーンにぜひとも取り入れてみたい一本ですね。

普段使いしやすく、なおかつアンダーリムの醍醐味を感じたいならこちらのフレームを。
キャサリンハムネットの上品さがしっかり活かされていて、押し付けがましくないお洒落さを秘めていますね。色味や縁の厚みがちょうど良く、テンプルの波打ち模様などの気の利いたワンポイントを優れたバランスでまとめ上げたアンダーリムです。

 

個性全開!楽しく派手に行きたい人向けアンダーリム

非常にデザイン性の高い花柄アンダーリムがこちら。
桜の模様をあしらったテンプルで、5色あるカラーのどれもが金縁の桜と調和して非常に美しい見た目をしています。正面部分はシンプルなため、派手に見えて意外と使い勝手のいいフレームであるとも言えるでしょう。楽天における評価件数トップのアンダーリムでもあります。

 ポリゴン(多角形)×アンダーリム。フランス製らしく色使いが素晴らしい。
原色同士の挑戦的な組み合わせにも関わらず、不自然さは少なくアクティブさを全面に感じるフレーム。色とりどりのカラーが有るスポーツウェアとの合わせ方を考えるのが楽しくなれそうなデザインですね!

グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞フレーム。
通常の眼鏡と違い、たたむと完全に平たくなるため収納が容易。上から踏んでしまっても破損しにくく、すごく取り回しのいいデザインとなっています。軽くてズレにくく、落ち着いた雰囲気が特徴。
また付属レンズは老眼鏡のプラス度数レンズから選ぶ形ですが、この記事で紹介している他のフレームと同様、眼鏡屋に持っていって近視用レンズや遠近両用レンズに交換(もちろん別料金ですが)することも可能です。

キャバリエからはアンダーリムタイプのサングラスがエントリー。
画像をスライドしてもらえばわかりますが、クリアレンズも選べるため通常の眼鏡として購入することも可能です。カラーは全5色で薄めのライトカラーも充実していますから、マスクと合わせる普段使いしやすいサングラスとしてもアリ。モデルさんは男性ですがユニセックスなので性別を問いませんし、上部が直線カットのクラウンパント気味レンズはカジュアルに攻めたい人にバッチリのフレームとなっています。

アンダーリムと言ったらこのブランドを紹介しないわけにはいきません。
眼鏡界の問題児レスザンヒューマンからpo6po10のエントリーですが、見てくださいこのカタチ。絶対に丸くなんぞならないと言わんばかりの鋭角デザイン。角、角、そして角!しかし不思議と下品ではないのがこのブランドの不思議なところです。
イロモノか、至高の逸品か、あなたの目にはどう映りますか?

 

似合うかどうかはあまり気にしなくて良い

自分にはアンダーリムが似合うかどうか自信が持てない人もいるかもしれません。
しかし、正直そういったことはあまり気にしないことをおすすめします。アンダーリムは面長の人や逆三角形の顔に合うと言われますが、別にそれ以外の人がかけたって何にも問題ありません。

なぜかと言うと、人は慣れる生き物だから。
一見フレームの印象を強く感じてもいずれその眼鏡自体がその人の個性と融合していいくので、最初に違和感があったとしてもその内誰も気にしなくなります。

なので、顔の形を気にするより堂々とかけることほうが重要であると私は考えます。
自分が素敵だと思ってかけていると外に与えるイメージもファッショナブルになり、自然とサマになっていくものですから。

アンダーリムを購入した人のリピート率は高いです。つまり実際にかけるとマイナス面よりプラスの方が大きく感じられるということに他なりません。
そんな素敵な設計の眼鏡をちょっとの不安で敬遠してしまうのは、やはりもったいないのかなと思ってしまいます。