サングラスは薄い色でも機能十分!アリアーテカラーであなたもサングラスデビュー

日差しや紫外線から目を守ってくれるサングラスですが、最近薄い色のサングラスをかけている人をよく見かけます。
以前はサングラスといえばバッチリ濃いカラーが入っているイメージでしたが、流行りが変わったのには理由があります。

実は薄い色のサングラスは非常に使い勝手が良く、初めての人でも違和感なくつけやすいのです。

サングラスを使ってみたいけど変に浮いてしまいそうで二の足を踏んでいた人は、この記事を最後まで読んでみてください。
どんな人でも自然とサングラスをかけこなせることがわかりますよ!

 

また薄いカラーとは少しアプローチが違いますが、普段使いのしやすいサングラスとして調光レンズの存在があります。生活環境によってはこちらもおすすめなので合わせてチェックしておきましょう。

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サングラスは色の濃さで何が違う?

色違いのサングラス

サングラスは、ものによって色の濃さが全然違いますよね。
それによって見た目以外にどんな差が生まれるかというと、眩しさ見やすさが変わってきます。

売り場のサングラスについている札には、可視光線透過率という数値が記載されているかと思います。
これは目に見える太陽の光がこれくらい通り抜けてきますよ、という数字です。

可視光線透過率40%なら4割の光を素通し、つまり6割の光をカットするという意味になります。
透過率が低いほどたくさんの光を遮断する=濃い色のサングラスであるということですね。

色が濃いほど眩しさは抑えられますので、強烈な日差しや朝夕の逆光を防ぐのが最優先ならば濃い方が向いているでしょう。
しかし色が濃すぎてしまうと景色が暗くなりすぎて逆効果ですから、使う場所は考える必要があるでしょう。

色が薄いと使いやすさ抜群な4つの理由

夕日にかざすサングラス

では薄いライトカラーのメリットとしては何が挙げられるでしょう。
おおまかにまとめてみたので、ご自身の生活と合わせて考えながらご覧ください。

紫外線はしっかりカットしている

重要な点のひとつが、薄い色のサングラスだからといって紫外線を通しやすいわけではない、ということです。

基本的に、UVカット率と色の濃さや種類は関係がありません
レンズの素材やコーティングの問題になっていて、売り札の可視光線透過率の近くに紫外線透過率という数値で表示されているはずです。
近年はほとんどのサングラスで紫外線透過率1%以下(=99%以上のUVカット)を達成していますので、紫外線については特に心配はないと言えるでしょう。

さらに、色の濃いサングラスだと瞳孔が開いて紫外線を吸収しやすくなるという話を聞いたことがあるかもしれません。
これはその通りで、夜の闇でそうなるのと同じように少ない光を取り込もうとする作用が働きます。
結果として、紫外線も目の中にたくさん入ってきてしまうのです。

薄い色であればその変化が抑えられますので、UVカットという面においてもライトカラーのほうが実は優秀なのです。

目立たないので利用できる場面が多い

次に大事なのはこれでしょう。

サングラスを敬遠してしまう最大の理由が、色の入ったレンズの印象が派手すぎて使用を躊躇われるという部分かと思われます。
確かにガッツリ系のサングラスを掛けている人は、なんだか近寄りがたい雰囲気を感じてしまう場合があります。

それに比べ、薄い色のレンズならそういった心配は少ないはずです。
相手から見て目が隠れることもないので無用な威圧感を与えることもないですし、サングラスと言うより色付きの眼鏡というイメージなので誰がかけても違和感はありません

ブラウンやグレーの暗めのカラーはさりげなくかけられて落ち着いた感じになりますし、イエローやピンク系の色は明るい印象や嫌味のない華やかさを演出できます。
街を歩いていて悪目立ちすることもないでしょう。旅行などの特別なシーン以外でも、買い物など日常での使用や、10%や15%くらいの濃さであれば仕事でかけてもOKという会社もあります。

太陽光だけでなく、ぎらぎらした室内灯やパソコンのモニターは思うより目に負担をかけているものです。
ライトカラーでそれを少し抑えてあげるだけで、一日の目の疲れを軽減することが可能となります。

ファッションに合わせやすい

濃いサングラスに合う服装って難しいですよね。
おとなしめの装いにはまず合いません。全身黒系など服と同じ色のレンズで揃えてしまうと主張が強すぎますし、逆にまったく違う色で入れるとギャップが大きすぎてちぐはぐな印象は拭えません。

薄めの色であれば、服や髪のカラーとぶつかり合うことが少なく、ファッションの選択肢が大きく増えます。正直どんな服にどんな色のレンズをくっつけたとしても、そこそこは合ってしまうのではないでしょうか。
強い色であればその人自身のイメージがサングラスのインパクトに負けてしまうのもよくある話ですが、ライトカラーが提示するのは「さりげなさ」と「溶け込みやすさ」です。

正面から顔を見たときはレンズの色は結構顔に馴染んでくれますし、少し顔を傾けたときにわかる落ち着いた色はファッション全体をプラスアルファとして押し上げてくれるでしょう。

夜などの暗い場所でもかけていられる

サングラスで気をつけなければいけないのは、眩しさに対しては有効なのですが、薄暗い場所に入った途端視界が悪くなるという点です。
日中の降り注ぐ光の中から濃い木々の影や建物の裏に移動したとき、目が暗さへ順応するのが遅れて思わぬ事故に繋がる場合があることがデータとして報告されています。

特に日が落ちてからは通常のサングラスだとデメリットのほうが目立つかもしれません。
対向車のヘッドライトをガードするためにかける方がいますが、夜間のサングラスは25%以上の濃さの色を入れてはいけないと日本工業規格(JIS)で決められています。こちらが車のときだけではなく、自転車や歩行中の場合でもこの基準は適用されます。

やはり暗い景色ではちょっとした段差や障害物を見落としやすくなってしまうからでしょう。
逆に言えば、25%未満の濃さであれば統一基準としてある程度安全性は担保できると宣言されていると言えます。
もちろん自己責任で使う場所を選ぶべきですが、色によってはコントラストをはっきりさせて、暗めの景色でも裸眼より見やすくすることが可能です。ぜひうまく活用してみましょう。

みんなはどの色?街で使われるライトカラー

記事タイトルにあるアリアーテカラーとはなんぞやとお思いでしょうからご説明します。

色付きの眼鏡ないしサングラスを手に入れようと思ったら、方法は2種類。
すでに色が入っているサングラスを購入するか、眼鏡屋さんで販売しているフレームに別途色を選んで染色するか、です。

アリアーテカラーサンプル
出典:メガネランドエヌシティ

そして国内の眼鏡屋さんで眼鏡のレンズを染色しようとすると、上のようなサンプルを見せられてさあ選べ!という話になるはずです。ここに並んでいるものがアリアーテカラーになります。
これはオプティカルカラー協会がカテゴリしたカラーで、この中から好きな色と濃さを選んで購入したフレームに入れることが可能です。

写真だと10%~25%の濃さのサンプルが並んでいますね。
それぞれの特長と選び方を載せておきます。括弧内はアリアーテカラーでの名称です。
これ以外にもっと濃い色もありますが、今回のお話から外れるので割愛。

グレー系(トゥルーグレイ)
ド定番。
肌色からは少し離れるので、15%あたりから色が入っていることが見て分かるかもしれません。

グレータイプは見える景色の色調を変えずに眩しさだけ抑えられるので、最も違和感なく使用できる色だと言えます。無闇に個性が出る色でもないので、合わせる服装に苦労することは少ないでしょう。

ブラウン系(フェアブラウン、フェアオークル)
ブラウン系は色のコントラストを高めます。
初めてブラウンをかけると、街中の陰影でぼやけていた部分がくっきりと浮かび上がるのに驚くと思います。
肌に近い色なので非常に馴染みやすく、さりげなくサングラスをかけたい方にピッタリ。落ち着いた雰囲気も出ますので、相手に安心感を与える色でもあります。
少し大人なイメージが欲しい方はぜひ。
ブルー系(ブリーズブルー、ブリーズネイビー)
非常に透明感のあるカラー。
涼しげでクールなイメージを与えたいときに選ぶと良いでしょう。
服装もあまり盛りすぎず、活動的で颯爽と歩く姿によく似合うはずです。
眩しさの代表格である太陽光や車のヘッドライトであるイエロー系の色をよくカットしてくれます。
なので、屋外のギラツキに悩んでいる方は一度試してみて欲しい色ですね。
グリーン系(ブリーズグリーン)
緑のサングラスというと、かなり個性的な印象を感じるかもしれません。
アリアーテであればそんなことは全然なく、むしろ自然な仕上がりで服装も選ばないのがグリーンというカラー。
ブラウンタイプと近く、かけるとものがくっきりと見やすくなります。
この色が一番目が楽に感じるという人も一定数いるので、ぜひお店でチェックして下さい。
イエロー系(フェアマロン、グロウオレンジ)
ピンク系(グロウボルドー、トゥルーパープル)
まとめてしまいますが、特徴としては暗い風景での見やすさを改善してくれる色になります。
薄暗い場所を出入りする機会が多いのであればうまく活用できることでしょう。
また、歳を取ると暗所で文字を読んだりすることが苦手になっていきますが、赤い色を足すと高いコントラストにより文字が見やすくなる効果が期待できます。
ただし、眩しさを軽減する効果は他の色より低いので気をつけて下さい。

薄い色でも眩しさをなるべく抑えたい。方法は?

ここまで薄い色のメリットを見てきましたが、やはり真夏の直射日光の下など、強烈な眩しさの中では物足りなく感じる時が出てくるかもしれません。

そういう場合でも、レンズの濃さを足す以外にいくつか組み合わせて改善する手段があります。

  1. 専用のコーティング目に悪影響のある可視光線の一部を遮断する目的のコーティングをつけることで、ただ色を入れるよりも眩しさの軽減が図れます。
    オススメはHOYA製レンズにつけられる『レイガード435』。
    レイガード435
    出典:shinwa
    紫外線やブルーライトの一部もカットしており、上記の4色から選ぶことが出来ます。
    濃度としては25%あたりでしょうか。
  2. 偏光レンズ車のボンネットや水面などの反射光を選んでカットしてくれるレンズ。
    視界のチラツキが抑えられるので、低濃度でも目の負担軽減に役立ちます。ただし、現在低い濃度の偏光レンズというのは種類が少ないのがネックでしょうか。
    選ぶとすれば、『ペイル25』や『PolaMax 』といったレンズが存在します。
  3. レンズのサイズ、カーブレンズ性能の話ではないですが、単純にサングラスのサイズを大きくして目をしっかり覆ってしまうことでも眩しさの改善は見込めます。
    特に強めのカーブを描いているフレームなら、顔の曲がりに装用にピッタリフィットするので上や横の隙間から光が侵入しにくくなります。

まとめ

ここまで見てきたように、サングラスは薄い色でも性能は十分と言えるのではないでしょうか。
街中で浮くこともなく紫外線も光もカットしてくれるサングラスは、一度使うと手放せなくなるくらい使い勝手が良いです。

ラフにソフトに使えて、お洒落に一役も二役も買ってくれる。
ファッションを一段階引き上げてくれる基本パーツと言えるものなので、この機会にぜひ活用してみましょう。

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