みんなはどっち派?眼鏡とコンタクトの使い分け大調査

知人と話していると、「眼鏡しか使ったことない人」や「ほとんどコンタクトで過ごす人」、「両方を使い分けている人」でそれぞれ理由と意識の違いが話題になることがないでしょうか。

眼鏡は顔のバランスが崩れてイヤ』とか、
授業のときだけメガネつけてる~』とか、
コンタクトは疲れるからやらなくなった』とか、
あんなおっかないもんよくつけてられますね』(私)だとか。

実際そうった人たちがどれくらいの割合で分かれているのか気になりますよね。

ということで、インターネットリサーチで眼鏡やコンタクトの使用状況について大調査が行われました

男女別の目的の違いや利用本数のお話など、面白い結果が出ています。
2種類の使い分けに関わる部分をピックアップしてご紹介しましょう!

 

眼鏡かけっぱなしは男性が多い?併用派に見る女性心理

では順番にデータを見ていきましょう。

眼鏡をかけているか調査
出典:ネットリサーチ ディムスドライブ【「メガネ」に関するアンケート】

まず、全体で単純に眼鏡を利用しているユーザーの数は75%以上と出ています。
一番上のグラフの水色を足した数がそうですね。

75%は多いような印象を受けますが、まあこれはインターネットでアンケートに答えてくれた人の集合なので、眼鏡率が上がるのは自然なことと言えるでしょう。

注目すべきは、

男性欄の青枠の広さと、女性欄で目立つ紫色です。
「常にメガネをかけている」が男性40.8%で女性22.8%なのに対し、
「メガネとコンタクトレンズを使い分けしている」が男性8.4%なのに女性が20.8%にのぼっています。
これはつまり男性は眼鏡をかけ続けていることに抵抗がなく、女性は眼鏡によって顔の印象が変わってしまうことを嫌っているということでしょう
たしかにお店にいらっしゃる方でも、レンズを通した輪郭の崩れや目が小さくなることを気にするのは、ほぼほぼ女性の方というイメージです。
なので外出時人目に触れる時はコンタクトレンズ、家に帰ったら外して眼鏡、というのが習慣になっているようです。

 

そしてもうひとつ、ピンク色の「コンタクトレンズのみ使用」も見て下さい。
どうでしょう、思ったより数が少ないと思いませんか?
せいぜい20代女性の14.3%が目立つくらいで、あとは全世代5%を切っています
一度コンタクトに変えたらみんなもう眼鏡は使わなくなるイメージがあるかもしれませんが、ここを見る限り決してそんなことはないようです。
コンタクトを使用していても、眼鏡にメリットを感じる人は多いということですね。

 

その眼鏡はなんのため?今ではかなり用途が広がってきている

眼鏡をかける目的の調査
出典:ネットリサーチ ディムスドライブ【「メガネ」に関するアンケート】

次は眼鏡を使用する目的についての調査です。

上から近視の矯正老眼の矯正乱視の矯正遠視の矯正などと並んでいます。
それが本来の眼鏡の役割ですから当然の結果ですね(笑)。

 

ではそれ以外を見ていくと、昨今増えてきた理由として
紫外線(UV)対策」と「ブルーライト対策」があります。

割合としてはやはり女性が多いです。
目から有害な光線を取り込むことによって様々な眼病や体の不調を引き起こすことがわかってから、眼鏡にこういった対策を求める人は急増しました。
眼鏡業界もそれに応えるように、ブルーライトカット眼鏡を大々的に展開したのは記憶に新しいところです。

そしてPCやスマホの普及に伴って、この流れは当分止まることはないでしょう。

 

そして個人的な注目点は「防塵(花粉予防)対策」と「伊達メガネ・おしゃれのため」です。
この時はそれぞれ1%余りに過ぎません。
しかしそれから少し時間がたった現在、この割合は急激に上がっているように思います。
もともと花粉の時期に需要が増える花粉用グラスですが、2020年において巻き起こったコロナショックで、ウィルス対策として買い求める人が増えたからです。
目の周囲をしっかりと覆うことでコロナウィルスの侵入経路とされる飛沫を防ぎやすくなるということから、春先の花粉用グラスの販売数が例年の10倍近くに上りました
それほどに影響の大きな出来事だったわけです。
プラスして、視力が低いわけでなく眼鏡を必要としなかった人達が伊達メガネをかけるようになったのもこの時期です。
TVやネットでも飛沫防止に伊達メガネの着用を推奨する声が増えたせいもあるでしょう。
それをきっかけにして、お洒落アイテムとしての眼鏡に目覚める人が続々と現れているのです。

 

眼鏡を使うのは楽だから?それとも怖いから!?

眼鏡を使う理由調査
出典:ネットリサーチ ディムスドライブ【「メガネ」に関するアンケート】

このご時世になってもコンタクトレンズを使用せず、頑なに眼鏡と共に生きようという人達がいますよね。

その気持ち、非常によくわかります。

 

だって管理が大変だし、年間コストがばかにならないし、目がごろごろしたり乾燥したりするし、眼鏡で十分事足りているし…。

という理由の上に鎮座する「目の中にレンズを入れることに抵抗があるから」。

まあ結局の所ここが大きいのかもしれません。
最初は絶対におっかないですものね。抵抗があるのは当たり前だと思います。

しかし逆に言うと、コンタクトを使用している人たちはこれらの理由があった上で使い続けているということです。
自分にとってどちらの利点が欠かせない部分なのかを考えるのは重要でしょう。

 

皆のエピソード色々。眼鏡かコンタクトで受ける印象の差は大きい

最後に眼鏡とコンタクトあるあるを見てみましょう。
誰でもどれかひとつくらいは当てはまりそうな話が並んでいます。
嬉しいことも驚いたこともたくさんあるようで、眼鏡やコンタクトというのは顔の印象にとても大きな影響を及ぼしていることが改めてわかります。
それぞれの出来事を経験して、コンタクトをつけ始めてみたり、眼鏡を大事にしてみたりという行動のきっかけになったのかもしれませんね。
私もひとつエピソードを挙げておくと、小学生のドッジボールで、内野に最後の一人となりボールをぶつけられたけれど顔面セーフでそこから逆転勝利を果たしたことがあります。
もうおわかりでしょうが眼鏡はセーフじゃなかったです。
でも友達と一緒に、壊れた眼鏡を冗談でしばらく崇めたりしていたのはとても懐かしい思い出です。

 

あなたの困りごとはもう片方で解決するかも…?

以上のように、コンタクトを選んだ人にも眼鏡を続けている人にも相応の理由があることがわかります。

どちらにもメリットとデメリットがあるので、目に関して悩んでいることがある人は、眼鏡とコンタクトの両方を活かすことで解決できるかもしれません。

こちらの記事で同時利用の利点を紹介していますので、よかったらご覧になってくださいね。