眼鏡屋はメガネをどこで買う?

眼鏡屋って当然ですけどメガネかけている人多いですよね。なぜか普通に視力悪い人が多い業界なイメージです。

となるとメガネをかけなければいけないのですが、みなさんそのメガネはどこで買ってるんでしょうね?

やっぱり自分のとこのお店?
それとも他店舗に浮気する?

いやあこれは私も気になる疑問なので、あちこちに聞いて回ってきました。その回答をいくつか載せておきます。

眼鏡屋がメガネを買う場所

では回答の多かった順にご紹介。

① 自店舗

当たり前ですがやはりそれぞれお勤めの店舗で買う、が一番多い結果に。

普段からどんなフレームがあるかチェックしているでしょうし、新しくフレームが入ってきた時に気に入って店に並べる前に自分で買ってしまうというのもよくある話。
また、店員が眼鏡を買うときには店員割引として何割かの値引きが可能であることが多いです。フレームだけではなくレンズからも値引きが可能なので、だいぶ安く上がるのは眼鏡屋の特権といったところでしょう。

さらに言うなら店員がかけているメガネをお客さんが気に入って同じフレームをくださいみたいなことも往々にしてあります。その関係で店に置いてあるフレームをかけて仕事をしなさいと本部から指示がくることも多々あります。

これらの理由から眼鏡屋がかけるメガネは自店舗で買う(買わされるとも言う)機会が最も多くなるのでしょうね。

②低価格チェーン店(JINS、Zoff)

ここでもやっぱり強かったJINS、Zoff!
ということで眼鏡屋にとってもリーズナブルな値段で提供してくれるチェーン店は重要な立ち位置であることが伺えます。

特にメインで使うものではなく、2本目3本目でこれらのお店をセレクトする人が多い印象。
たまにしか使わないとか、壊れた時の予備とか、中間距離用で度数を落として自宅でのみ使うとか、そういった場合はシンプルなフレームとレンズで十分という判断なのでしょう。

度数が強い人にとっては特に、JINSなどの「屈折率を上げても価格が変わらない」が強すぎ。これだけで1万以上のお金を節約できることもあるので、選択肢から外すことは正直出来ないです。

まあ問題として、オリジナルブランドフレームなので自分のお店でかけると怒られちゃうから使えないはご愛嬌ですが。

③高級店

自店舗で取り寄せられないけれどこのブランドが欲しい!となったら高級店の出番です。

これもお店ではかけづらいですが、非常に気に入った1本が見つかればそんなの関係なく買っちゃうのが眼鏡屋の性。業界に長くいるほど良い眼鏡が欲しくなるので、一張羅のごとく取っておきの眼鏡を探してしまうわけです。

④通販

あまりやらないですが、通信販売も候補として挙がることがあります。
フレームが古く終売になってしまったパターンだと、在庫を置いている店が少なく探すのが難しいため。

その点ネット通販であれば型番を入力するだけですぐにヒットするので、掘り出し物を探す時も便利です。

⑤コンタクト

最後は眼鏡屋だけどメガネなんかかけないぜグループ。

このツワモノ達は上司に言われても会社に促されても頑なにメガネを使わずコンタクトで過ごします。
大体度がかなり強くて眼鏡だと見た目や快適さが悪化することを嫌うというのが主な理由のようです。

⑥百均、百貨店の出来合い眼鏡

逆に全くなかったのが百均の老眼鏡ですね。あれは雑にプラスいくつみたいなレンズが入っているだけで、個人のPDや細かな度数からは離れますから眼鏡屋としては選びたくないレンズです。
そもそもぴったり左右同じ度数で乱視もなくてっていう人は少ないので、百均レンズでは目の負担は大きめと言えるでしょう。

 

以上の結果になりました。
ほとんどが勤め先のお店での購入かと思いきや、意外とあちこちのお店で買う人もいるみたいです。

その理由としてひとつ思ったのは、自分のお店のフレームって見飽きちゃうんですよね。仕入れから陳列、販売の案内中や掃除の時まで常にフレームが目に入っているので目新しさはほとんどゼロ。
いくら良いフレームだとしても、食指が動くかと言われるとちょっと・・・となる眼鏡屋さんが多いんじゃないでしょうか。

てなわけで、デパートに行った時に他の眼鏡屋があるとついつい覗いちゃうのはそんな理由からかもしれませんね。