度付きサングラスに好きな色でミラー加工!お好みのオリジナルサングラスを作ろう

アイウェア界のお洒落アイテム、ミラーサングラス。レンズ面が鏡のように反射して非常にカッコイイですよね。
通常のサングラスと同じように、好きな色を選べて度をつけることも可能です。実はこれ、グラデーションをつけたり、色なしの反射色のみみたいな変わり種も作れるんですよ。知ってました?

今までは旅行やレジャーでつけている人が多いイメージでしたが、最近は街中でも普通に見るようになりました。
ここでは、そんなミラーサングラスの魅力と色ごとの活用法をご紹介します。

 

ミラーレンズのメリット

サングラスではしゃぐ人

ミラーといえばその高いファッション性と太陽光への対抗性が最大の特長です。

正面から見た時にはハードコートを貼り付けた反射膜が装着者の目を隠し、内側には反射防止コートが施されているので見やすさをしっかり確保してします。
ミラー加工を入れると全体の可視光線透過率が数%アップします。つまりミラーを入れない場合より眩しさを和らげる効果があるわけです。

普通のウェリントン型につければどんな形の顔にもうまくフィットしてくれるので、活かせる場所が多くあるオーソドックスなサングラスになります。
オーバルスクエアなど横に長めの形であればスポーティでスタイリッシュに、ボストン型なら柔らかさと優しげな雰囲気を演出してくれます。
このように、ミラーがついているからといってもハードなキャラクターになるばかりではありません。とても選びがいのある、魅力的なアイテムだと言えるでしょう。

また競技スポーツの選手などは、相手に表情を読まれないことで有利に状況を運べると重宝している人も多いようです。
日常の使用においても単純に顔を覆い隠してくれるような気分になれることから、周囲の喧騒を気にせずマイペースで行動したい人にもうってつけです。

 

取扱の注意点

石の上のサングラス

ミラーは尖った性能を持ち、先鋭的な雰囲気を作り出すことができます。
しかしその分取り扱いには気をつけるべき所があります。

 

内側面の反射(ゴースト光)

ミラーレンズはレンズの内側、顔との隙間から入り込んだ光が反射しやすくなるという特徴があります。レンズの設計によっては、後ろにある周囲の景色などが映り込むということが有り得ます。
レンズにつけた色が薄いほどこの反射は強くなるので、視界を遮るタイミングが出てくることは意識しておきましょう。

 

ミラーは蒸着という方法で外面に施すコーティングなので、衝撃やひっかき傷でコーティングが剥がれてしまうことがあります。
この剥がれた部分を治すことは出来ないので、レンズの一部だけ反射をしない傷の目立つサングラスになってしまいます。

他にも砂や大きめのチリがついた状態で乾拭きをすると(アウトドア活動中にやりがち)、そのゴミでレンズが研磨されるように細かな擦り傷がついていくので避けるべきポイントです。

剥がれたコーティングはそこから水分などが入り込み、剥がれ箇所がどんどん拡大してしまう場合があります。
特に、眼鏡屋さんにある超音波洗浄機はそれを思いっきり促進するので、傷が目立つサングラスには使わないようにしましょう。

 

TPO

言うまでもないですが、使う場所は選ぶようにしてください。
目の見えないサングラスは相手に圧迫感を与えるので、仕事はもちろんプライベートでも相手とタイミング次第では敬遠されてしまいかねません。

効果を発揮する場面をしっかり考えて使うことが、ミラーサングラスを使いこなすコツと言えるでしょう。

 

度数を入れるには

度入れサングラスでお仕事

基本的に販売されているサングラスには度数が入っていません。
なので視力矯正も行おうとするなら、レンズを度付きのものに入れ替えなければいけません。

よくある方法としてはふたつです。

眼鏡屋さんでレンズを交換してもらう

眼鏡屋さんでは様々なフレームに、好みのレンズを選んで取り付けることが出来ます。

サングラスフレームももちろんOKで、

・既に持っているフレームを持ち込む
・店頭に並んでいるサングラスに度付きレンズを入れてもらって購入
・サングラスだけではなく普通の眼鏡のフレームにミラーを装備する

のどれも可能。
必要な度数、サングラスのレンズを染める色、ミラーの反射色の3つを選べばカンタンに作ることができちゃいます。

価格としては、お店によりますがレンズのみの代金で5000円~10000円くらいを見ておけば良いでしょう。
ただし、レンズ部分が大きく曲がっているフレームは、専用のカーブレンズが必要になるのでさらに高額になります(20000円前後)。

 

レンズ交換が出来ないフレームがある!?

様々なフレームと書きましたが、全てのフレームでいけるかというと話が違ってきます。

まず、スポーツタイプの中には度付き対応不可となっているものがあります。例えば、レンズを枠の中にはめ込むのではなく、突起付きのように加工してその突起をフレームに差し込んで取り付けるタイプがそれに当たります。
この加工は受け付けてくれない眼鏡屋さんが多いでしょう。

他に、デパートなどで売られている安価なサングラス。
使われている素材が適当なプラスチックを雑に混ぜ合わせてあるだけの素地で、非常に調整や加工がしづらいフレームであることが多いです。レンズをはめ込む溝(ヤゲン)が十分に掘られておらず、レンズ交換には不向きです。

 

カラーバリエーション

ミラーの色(反射色)

ブルーミラーサングラス
★ブルー★
ゴールドやシルバーを抜いて、現在では最も人気のある色と言って過言ではないでしょう。
深い青の色はクールなイメージでばっちり決めることが出来る色です。レジャーには非常に相性が良く、海や空の印象を損なわずにかけている本人も景色を楽しみやすいのもおすすめです。

ゴールドミラーサングラス
★ゴールド・ブラウン★
ロードバイクやウィンタースポーツなど、アスリートがよくつけているイメージがあります。
周囲のコントラストをはっきり浮き立たせるので、地形の細かな状況の違いを認識しやすいのが選ばれるポイントのひとつなのでしょう。外から見てもスポーツ系の自然な格好良さが溢れてくるので、ラフな服装に合わせても面白いです。

シルバーミラーサングラス
★シルバー★
これも定番色。男性に多いイメージです女性だってこの通り。ミラーの中では落ち着いた雰囲気が出るので初めてミラーサングラスをかけるという人はシルバーから入ると慣れやすいでしょう。
もう少し黒めに派手さを抑えれば、上品さを足したサングラスにすることも可能です。

 

まとめ

普段と一味違うファッションにアイウェアひとつで簡単に変われるミラーサングラス。

度を入れるも入れないも自由なので、どんな人でもその恩恵を受けることができます。
ぜひあなただけのお気に入りサングラスを手に入れましょう。