それ、ヘンじゃない?安い伊達眼鏡を買うと起こる悲劇

眼鏡男子や女子、流行っていますね。
以前に比べて随分と定着してきた気がします。

目の悪い人がお洒落で複数本持ちをするだけでなく、眼鏡の必要ない人が伊達眼鏡をかけているのもよく見かけます。
眼鏡屋だけでなく、雑貨店や百均でも度数の入っていない眼鏡は売っているので、そちらで購入する人もいるかもしれません。

でもちょっとストップ。

その眼鏡、ちゃんと正しくかけられていますか?

眼鏡をかけるだけなのに正しいもクソもあるんかーいと思った人。
もしかしたらオシャレにかけているつもりでも、他人から見るとちょっとヘンなことになっているかも?

 

気付かぬは本人ばかりなり

本に埋もれた伊達眼鏡の人

アイウェアに限らずファッション全体に言えるのですが、自分では問題ないだろうと思っていたことが思わぬ不興を買っている場合があります。
伊達メガネと言え、流行っているから何でもいいだらうと安いもので済ませるとあちこち問題点が出てくることがあるのです。

 

レンズの悲劇

一人だけピカピカの初期装備

まずよくあるのが、度なし=デモレンズでも良いというカン違い。
店頭に並んでいる眼鏡に入っているレンズのことをデモレンズあるいはダミーレンズと言いますが、これはあくまでもただのプラスチックの板であり、眼鏡のレンズとは全く違います。

最近の眼鏡レンズは、素材の上にハードコートと反射防止コートが施されています。
これによりレンズは硬さを増し、光が反射することを防いでいるわけですね。

ではこのコートがないデモレンズだと何が起きるのかというと、

思いっきり周囲のものが映りこみます。

景色も対面でおしゃべりしてる人も片っ端から反射。他の眼鏡をかけている人は普通なのにあなただけチラチラピカピカギラッギラ。
明らかに飾ってある眼鏡をそのまま持ってきたのがバレバレで、非常に安っぽい印象を受けるでしょう。

特に写真に撮られた日には、光がキラリと反射して目が隠れている状態がばっちり保存されてしまいますので十分に注意して下さい。

 

そのマーク、いつまでとっとくの?

もうひとつ、デモレンズには大概フレームメーカーのロゴが張り付いています。
メーカーがわかると作りや素材の傾向を読み取れるので重要なマークですが、実際にかける時には邪魔以外の何物でもありません

これをそのままにしておくと、視界を塞いで鬱陶しいばかりでなく、目と脳に悪影響が出かねません。
集中をいちいち妨げ、視力低下を招くのでロゴをそのまましようするのはやめましょう。

シールで貼ってある場合ははがせばいいのですが、印字されているのであればレンズ交換が必要になります。

 

レンズなしは目のノーガード戦法

デモレンズの反射が気になったりつけまつげがレンズに当たるのが嫌だという理由で、レンズ自体を外してしまおうという人も多いようです。
問題があるならなくしてしまえという攻めの発想ですが、残念ながらこれもまた別の問題を呼び込みます

まず、通常の眼鏡レンズであれば標準装備であるUVカットの恩恵を受けられなくなります。
紫外線を目に受けることは白内障を始めとした眼病のきっかけになりますので、せっかく眼鏡をするのであればその効果を発揮して欲しい所です。

またレンズがなにもないということは、埃や砂塵や花粉の直撃を受けますよね。
最近では他人の咳やくしゃみを防ぐ飛沫感染防止という役割も眼鏡に与えられたので、ここが筒抜けなのは非常に勿体ないことです。

あとは、レンズがないと単純に格好の悪い印象を与えます。
そのチープさをうまいことファッションに落とし込んでいればいいのですが、少し斜めから見たときのスカスカ感はなんとも言えないものがあります。
お笑いの人のイメージが欲しければいい選択肢です。逆を言えば、それが嫌ならなるべく避けるべきなのは言うまでもないでしょう。

 

フレームの悲劇

哀愁漂う眼鏡

 

ズレる傾くひっかかる

雑貨店や百均などで購入した際によく起こる現象。
眼鏡のテンプル部分は耳にかけるためにカーブをつけてありますが、この位置はおおよそでつけてあるだけで、殆どの場合買った人にぴったりとは合いません。

するとどうなるかというと、アンバランスに耳に乗っかったりひっかかったりすることで横に傾いたり、前後にずり落ちてきたりするわけです。
その状態で慣れてしまうと気にならなくなるかもしれませんが、鼻に赤い跡がくっきりついたり耳が痛くなったりで、いいこと全然ありませんよ?

 

目立たせないようにして余計目立つ結果に

眼鏡のサイズ感、これは絶対に他人に見てもらったほうがいいです。
お気持ちはわかりますが、顔に対して小さすぎる、あるいはデカすぎる眼鏡を選ぶ人の多いこと!

顔が大きいとか下駄顔だと悩んでいる人にありがちなのが、なぜか眼鏡は小さいものを選んでしまうこと。
顔がBIGな上に眼鏡のサイズも上げてしまうと「大きい」が強調されるという心配なのかもしれませんが、完全に逆効果です

物体は対比するものが大きいほど小さく見えます。
よってやや大きめのフレームをかけてあげることで、顔とのバランスが取れて綺麗な形に見えるのです。

 

調整のできない、眼鏡屋でも打つ手なしフレーム

安いフレームは素材も扱いにくいものが使われていることが多いですね。
通常使用されるアセテート素材であれば、そう簡単には劣化しませんし、熱を加えてフレームを調整するのも思いのままです。
なのでちゃんとしたフレームであれば、初期状態の多少のズレを修正するのは容易。

しかし雑貨屋の伊達眼鏡は、正直何が混ざっているかわからない、なんかもうただただプラスチックと表現するしかないような素材でできています。
いくら熱しても曲がりゃあしないし、無理にやればみしみし聞こえてくるし、終いには表面のデザインがシールを剥がすようにぺりぺりむけてくる始末。
ついでに耳の引っ掛ける部分に金属の芯が入っていないこともあって、そうするとかけてきた本人に合わせて微調整するなどは至難の業になってしまいます。

 

伊達眼鏡も眼鏡のうち

餅は餅屋。眼鏡は眼鏡屋。

今まで説明してきた問題を解決する方法は、眼鏡屋さんを利用することです。

雑貨屋や百貨店で並んでいるものよりも少し値が張るかもしれませんが、度なしで高価な性能のレンズを追加購入する必要はないので3000~5000円で手に入れられるでしょう。
この値段には基本的な眼鏡レンズがセットで含まれていて、購入時にデモレンズからそちらに入れ直してもらえます。

また店舗では、店員さんはあなたに合ったフィッティングをしてくれます(他店購入でも頼めばやってくれます)。
多少サイズが合わなかろうが、見やすくかけやすいように調整してくれますのでこれを利用しない手はありません。一度調整すればしばらくは快適にかけられますし、いずれズレてきた時にも快く再調整を承ってくれるはずです。

つけまつげがレンズに当たりそうという人も、鼻パッドを高くすることでレンズと目の距離を離すことで解決できる場合があります。
普通はこれをやると、レンズが遠くなって視力補正機能が弱くなってしまうのですが、度なしレンズならその心配はまったくナシ!
レンズを外したままよりは余程マシなので、買った時に頼んでみてください。

 

レンズを選んで一段上の伊達眼鏡に

既に適当なフレームを買ってしまったという人。

眼鏡屋さんには持ち込みフレームのレンズを交換するサービスがあります
一番安いものでも反射防止やUVカットがついていてなにも刻印されていない綺麗なレンズに交換できるので、一考の余地ありです。

もしくは、さらにコーティングをつけて機能美を充実できるのもメリットの一つです。
紫外線以上に目に影響の大きい可視光線を弱めたり、パソコン用のブルーライトカットで楽に過ごせるようにしたり、色付きレンズでオリジナルサングラスを演出したり。
実に色々なレンズが選べるので、そこを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

 

注意!

百均などで売られている安価なフレームは、レンズをはめこむ溝がちゃんと掘られていない場合があります。
平たい面の枠にただレンズを押し込んでいるだけという作りなので、眼鏡屋さんに持っていっても新たに別のレンズを入れ直すことができないので気をつけて下さい。

ネット購入の利便性◎

最近は眼鏡もネットショップの機能が充実してきました。
こちらもレンズ付きで、度数が必要な場合も処方箋の数字を入力するだけでよく、店舗を持たないショップなので良いフレームを安く変えるのが魅力です。

特にオススメなのは試着サービスでしょうか。

何本か選んで自宅に郵送してもらい、そこで実際にかけてから買うかどうかを選ぶことができるサービスです。
多くのショップで導入されているシステムで、自分でかけた姿を見ないとよくわからないという不安を払拭できます。自宅で家族に見せたりTV通話で友人に感想を聞いてから買う、という形が取れるのも嬉しい所ですね。

他にも、自分で撮った写真をサイトの試着システムに取り込んで、あなたが眼鏡をかけたらこんな風に見えますよという3D表示をしてくれるショップもあります。
第三者視点を手軽に確認できますし、自分ひとりでも下手なものを選んでヤケドをする危険が減るでしょう。
ちなみに正面と右向きと左向きをぐりぐり動かせて非常に楽しいので、是非一度試してみて下さい。

 

まとめ

伊達眼鏡は顔の印象を大きく、そして簡単に変化させることが出来ます。

しかし使い方を間違えるとせっかく選んだ眼鏡があらぬイメージを与えることになりかねません。

眼鏡をかける時は自分だけではなく客観的な目線を確保することで、カッコイイ眼鏡ライフを送れるようになります。